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CSVファイルの項目をダブルクォーテーションの囲みアリに変更する方法

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Data Technology Earth Innovation  - geralt / Pixabay

会計ソフトに仕訳データをインポートする際に、カンマ区切りのCSVだと読み取ってくれず、ダブルクォーテーションで囲む必要がでてきた。
エクセルやMacのNumbersから一発で書き出すことができず、
テキストエディタの検索置換を使って囲みアリに変更したので、
その手順をメモしておく。

CSVファイルをテキストエディタで開く

下の画像は、Numbersで書き出したCSVファイルをテキストエディタで開いたところ。
各項目は、それぞれカンマ「,」で区切られている。
今回使用したテキストエディタは「Jedit」。

CSVに書き出す際には、文字コードも確認しておくこと。
アプリによっては「Shift-JIS」で書き出さないとうまく読み込めない場合がある。
Macのデフォルトは「UTF-8」。

検索・置換を使って「”」を追加する

テキストエディタの検索・置換機能を使う。
まずは、カンマ「,」をダブルクォーテーション「”」付きに変更する。

上の検索・置換をすると、カンマ「,」の部分が「”,”」に置き換わり、
ほとんどの項目がダブルクォーテーションで囲まれた。

この状態だと、行頭と行末には、まだダブルクォーテーション「”」がないので、すべての項目が囲まれた状態にはなっていない。
引き続き、「検索・置換」を実行して行頭と行末に「”」を追加していく。

行末の処理

まずは、行末の改行を置き換える。
テキストエディタで不可視文字を表示させ、下の画像のように、改行記号をダブルクォーテーション「”」つきの改行に置き換える。

この処理で、行末の改行記号の前にダブルクォーテーション「”」がはいり、
次の行の行頭にも「”」が付く。

仕上げ

いよいよ、最後の処理。
1行目の行頭に「”」を入力する。

最終行に「”」と改行記号を追加。

 ↓

最後に改行記号がないとうまく読み込まなかったので、
このひと手間を加えました。
これで完成!!

参照サイト:Excel に消された CSV のダブルクォーテーションを元に戻したい

CSVについての解説はこちらに詳しくありました。
ありがとうございます!
CSVファイルフォーマットの解説

本サイトの内容に誤りや不正確な記述がある場合やサンプルに基づくいかなる結果も一切の責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

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