1つ前のレコードの値は下の関数で取得できます。
GetNthRecord ( フィールド名 ; Get ( レコード番号 ) - 1 )
関数 GetNthRecord
指定したレコード番号のフィールド名の内容を返します。
構文
GetNthRecord ( フィールド名 ; レコード番号 )
引数
フィールド名 →任意の関連フィールド、繰り返しフィールド、またはフィールドまたは繰り返しフィールドを返す式
レコード番号 →データが必要なレコード番号
戻り値のデータタイプ
テキスト、数字、日付、時刻、タイムスタンプ、オブジェクト
説明
GetNthRecord() の結果は、GetNthRecord() により参照されたレコードが、現在計算式が評価されているレコード以外である場合には更新されません。
現在のテーブルの GetNthRecord は、現在のテーブルのソート基準に従って、対象レコードの N 番目のレコードを返します。
関連のテーブルの GetNthRecord は、リレーションシップのソート順序に基づいて、(現在のレコードに対する) 関連レコードの N 番目のレコードを返します。
例
GetNthRecord ( 名 ; 2)
→現在のテーブルのレコード2 の [名] フィールドの内容を返します。
GetNthRecord ( 名 ; Get (レコード番号) + 1 )
→現在のテーブルの次のレコードの [名] フィールドの内容を返します。
GetNthRecord ( 連絡先::名 ; 2 )
→連絡先テーブルのレコード2 の [名] フィールドの内容を返します。
GetNthRecord ( 連絡先::繰り返しあり [2] ; 2 )
→連絡先テーブルのレコード2 の [繰り返しあり] フィールドの 2 番目の繰り返しの内容を返します。
出展:FileMaker Pro 16 リファレンス>関数リファレンス>倫理関数